なんでサスナル&ナルサスに萌えるんだろ③

なんでこんなにナルトとサスケのカップリングが好きすぎるのか・・・の、つぶやき続き。


【ご注意】BL・同性愛・R18的発言が含まれます。ご了承くださる方のみ、以下のつぶやきをご覧ください。


 


若い時にはいくつかの恋愛経験をした。結構デインジャラスなものもあった。無茶したことも多かった。泣いてわめいて苦しいものもあった。しかし、今はもう生身の男性とどうこうなりたいという欲求は無い。そんなエネルギーもないんだし(笑)。最後に誠実な今の夫をゲットできたのだから、リアルな恋愛はもうゴチソウサマである。


これまでナマの恋愛経験を充分に経験して、いいトシになった私は、ツボにぴたっときた二次元ワールドのファンタジーを今は楽しんでいる。思春期の娘も今はファンタジーに夢中だが、彼女にはいつか実際の恋をしてほしいと思う。少女というのはファンタジーに恋をして、いつかファンタジーのような実際の恋をしたいと望み、やがてリアルとファンタジーの落差に失望しながらもリアルを受け入れて乗り越え、大人の女性になっていくのだから。


恋が成就し、結婚生活の喜びも苦しさも味わって、子どもを産んで育てて、夫婦間のことやいろいろな物事の綺麗も汚いも知って、恋とは何か、愛とは何かといった、自分なりの答えを見つけていくのだ。私は今やっとそんな境地になれる年代になれたと思う。



そういったことを経て、SN&NSに自分のエロスを投射して、リアルな恋に翻弄されている時には見ようとしなかったもの、見えていなかったもの、置き去りにしてきたものを、今もう一度見直そうとしているのかもしれない。SN&NSに対する「萌え」は、自分の中で躍動するエネルギーを客観的に眺めるのにちょうどいいらしく、ナルトとサスケに萌えを感じる度、自然に顔がニヤケる。そんな自分を楽しんでいる。


ところで、SN&NSをエロスの観点からだけでなく、「なんでこんなにツボにはまるの?」を分析していくと、性差とかエロスとか恋とか、そんな次元を超えたものがあると感じた。原作は次元自体が高い作品だと思うし、原作のプロットやキャラ自体を深く理解している同人作家さんたちの作品にも同じものがあると思う。


それは、「ナルトは太陽、サスケは月」という象徴で著されていることだ。


地球にとって太陽と月は、物理的・自然的・宇宙的になくてはならない存在である。人間ひとりひとりも、存在することで関係性のバランスを保っている。「存在すること」そのものが、世界を創っている。


地球から見て、太陽と月は対照的であり、この二つは物理的世界の象徴、ひいては宇宙的世界の象徴である。光と闇、昼と夜、陽と陰、行動と思考、躍動と冷静・・・あらゆる対象的なものの象徴なのである。それと同じく、ナルトは仲間の力を得て皆を引っ張る光として存在し、サスケは独り闇を引き受けて生きようとする、二人の生き方そのものにも反映されている。


ナルトとサスケは、友達とか親友とか支え合っているとかライバルとか・・・そんな次元の間柄ではない。俺はお前で、お前は俺。二人でひとつ。どちらか一方だけで生きることはできない。お互いがそこにいるから存在し合うことができる関係。闇があるから光が判別できるように。引力と衝突。融合と分裂。関わらずにはいられないもの。肉体の存在による区別を超越したもの。性別という現世的な垣根を超越したもの。魂と魂の融合。存在そのものの一体感・・・それを総じて「愛」と呼ぶ関係性だと思う。


融合したい。溶け合いたい。一つになりたい。求めてやまない一体感。狂おしいほどにそれを求める・・・それが恋という感情が生まれる起源なのかもしれない。だから、ナルトとサスケがお互いに恋愛感情を持っているという仮定を重ねたいのかもしれない。


人はもともと、陽(男性性。精子)と陰(女性性。卵子)が母胎の中で結合・融合して生まれる存在である。陽と陰の一体感、母体との一体感に、命と存在そのものを全面的に預け、子宮の中で育つ。生まれる前の、この一体感・安心感で満たされた時代が、人は忘れられないのだと思う。子宮回帰という言葉があるように、あの絶対的な一体感・安心感のあった場所へと還りたいと願っている。しかしそれは幻想だから、もう二度と手に入らないものだから、それを探して人は恋をするのかもしれない。自分の中の、二つに分かれてしまった光と闇を、ひとつに戻すものを求め続けるのかもしれない。


・・・だからSN&NSに惹かれるのだと思う。単に男同士の恋愛というレベルではなく、性的な表現も肉体を持つゆえにそれしか究極の表現方法というものが作者も読み手も思いつかないのだ。自分の中の「光と闇の統合」「存在の永遠の融合」を求める心が、SN&NSの中にそれを見い出している気がする。二人を自分の中で愛し統合させることによって、私自身の光と闇が統合へと導かれる気がする。


宇宙愛にまで話がおよんだが、要はエロスそのものと、エロスと恋の起源である一体感への幻想を、ナルトとサスケに投射して目に見える形にし、ひとり納得していたいのである。言葉にならないもどかしい感情を、納得できる形で表現できるのもまた、ひとつの恋なのだから。


ナルトとサスケのおかげで、心は凪いで幸福感で満ちている。これが「光と闇の統合」というのかもしれない。


 


こんなつぶやきにお付き合いくださり、ありがとうございました。

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